ごーるでんうぃーく
俺がこの会社に入社したての頃はこの単語とは無縁だった…。
取引先の稼働状況に合わせ日曜日しか自由に時間を使える日は無かった…いや、時には急な依頼が入り一人もしくは親父と2人で休日の会社に出社し、納品作業を行い…終了から夕方までの数時間の自由時間…これが俗にいう
「ごーるでんうぃーく」
だった…。
でも別にそれでよかった。その覚悟でこの会社を継ぐことを決意したんだから。取引先にも両親にもその先代にも心から感謝していた。そしてそれは今も変わらない…。
時は流れ、時代も変遷し、「休みなさい」「休ませなさい」とのお上からのお達し…それに伴い働いてくれている方々の意識も徐々に変わり…社員に対する処遇の改善も必要なことから…現在ではカレンダーの「赤い文字の日」に合わせた出勤体制に…。
働いてくれる方々は俺と同じにはさせられない…感謝の気持ちとねぎらい、そしてその方々の家族のことも考えなければ…。
でも俺は今も変わらず曜日関係なく走り続けます…って言うか走ってないとダメな性分なんですw。
いわゆる
「マグロ」・・・
泳ぎ続けなければ…止まったとき(陸に揚げられた時)、それは死を意味するもの。
それでいい。
ごく普通にそれでいいと思っている。
家族にだけは今までもこれからもゴメンナサイ…いつか必ず埋め合わせをするからと「期限の無い約束」をするかのごとく思っていることがよみがえる
「ごーるでんうぃーく」。