Damborghini

slide

白紙撤回

運搬(3)

2015年11月からさかのぼることちょうど一年前…

スタッフA:「社長!、1/1が完成したらどこに置くんですか?。」
俺:「女川のテナントもどうするか決まってないから、倉庫代わりに店内に展示するかー?!。」
スタッフA:「そこに置いて大丈夫ですかねー?。」
俺:「大丈夫じゃねーか?だいいちあの店内スペース埋めるほどウチの商品ないから、イイんじゃねーか?。」
俺:「たぶん商店街にクルマ屋って無いと思うから、意表を突くような感じでウケると思うぞ!。」
スタッフA:「はあ・・・」
俺:「あのな!絶対にウケるって!!展示会で見ることできなかった人や取材やら女川に来るようになるって!!。」
俺:「ダンボルギーニだぞ!ダンボルギーニ!…すげーんだぞ!展示会に出したら大ブレイク間違いなしだぞ!話題性バツグンで喜ばれるし、最高におもしれーじゃん!!。なあ?そう思わない?スタッフB!!。」
スタッフB:「そ、そうですね・・・」
俺:「ハイ!決定ーーー!!。」
スタッフA:「わかりました・・・」

・・・って、ここだけ見て客観的には、
かなり「独裁的かつテキトー感満載」だったような・・・(笑)。

「勝算」というものはありませんでした…ただただ

俺流に働いていた
俺ならではの
俺にしか理解できない…

【 カン 】だけでした・・・。
「おだづもっこ」に由来した「勘」のみ・・・。
「根拠のない自信」に満ちていましたが、自分のその「自信」を裏付ける(根拠となる)のは展示会での大ブレイクだった…。

 

しかし・・・

11月5日の展示会での公開後…一人悩み始めたのでした…。

「この展示会での手応えは俺独自の予想に反して、とても満足できるものではなかった…。これを女川の新しい街のテナントに展示していいものだろうか?…。思ったほどの反響の無いまま店内に置いたとしても、単に『自画自賛』しているようでイヤだな…。」

終始笑顔でいた陰ではこのように悶々とした感情があり、この時点では口にすることはありませんでした…社内のミーティングでも全員に「大盛況であり、大成功だった。多くの反響をいただいた…。」と報告…これは一般的に見ればまんまその通りのことだったと思いますが、俺の想定してたイメージとはかけ離れたものだった…。

だから・・・

今だから言いますが、この時点から「あの時」までが一番悩み苦しんだと思います。

そう、「あの時」まで・・・

 

なぜか?・・・それは、11月5日の展示会後、自分の中だけで
「ダンボルギーニを女川の商店街のテナントに常設展示する」
ということを、

【 白紙撤回 】 していたからです・・・。

 

12月23日シーパルピア女川オープンまで1カ月半しかないのです…もう「どうしよう?、どうしよう?」の連続でした…自問自答を繰り返し、自分のテキトーさ加減を若干は恨みつつも、またここで頭をもたげるこの感情…

「根拠はないけど、自信はある」

今までもいろんなことがあった…今回も「なんとかさるさ」と、おもしろくなりそうなことを考えては悩みを繰り返す…でも今回ばかりは展示会での予想を大きく外した件が心に引っ掛かり、バイアスになり、突き進めないでいた…。

なぜか?

自分のことだけの問題であれば「走りながら考える」ものだが、今回のことは俺らを迎え入れてくれる女川という「地域の印象」にも関わってくることだったので、ことのほか慎重になっていたのです…ハズシたらみなさんに迷惑がかかる…と。
必ず見つかる!と「自信を持って」探し続けるも…自分なりの「答え」が出ないまま、2015年12月の運命の

「あの時」 を迎えるのです・・・。

 

 

(続く)

 

Next post 「あの時」をむかえる
Previous post 人生は思った通りいかないもので?